2016年04月01日

12_グリップの製作

四月に入りました。
それでは今回グリップの整形です。

既製品を購入しても良いのですがそこは自作の楽しみを。。
好きなサイズで作れるのは魅力がありますのでコルクリングからつくります。

材料はコルクとボンド、ヤスリなどで、電動工具は穴あけ以外はつかいません。

コルクは今回バランスを考えて10個。グレードの低いものですが(笑)

穴があれば穴の径をチェックしてブランク径より小さくなるようにキリで調整します。
私のコルクは穴が無いものでしたので自分で中心に穴をあけていきます。

IMGP0186.JPG

小さい穴から少しずつ大きく広げて行く間で調整をします。
多少センターがずれても削りシロになるのでそれほど気にしなくても良いと私は思います。

IMGP0187.JPG

リールシートの長さに印をつけてグリップの固定位置を決めて接着。
接着後はちょっとダサイ治具ですが機能があれば何でもOKです。
一晩このまま放置します。

IMGP0189.JPG

翌晩、荒削り。
ヤスリの荒めでくるくるしながらヤスリで削っていきます。
大まかに太さを調整してから先端部のシェイプを決めます。

IMGP0191.JPG

荒削りから細かなヤスリで整えて行きます。

IMGP0193.JPG

鉄のコルクヤスリですが佐々野で7.8年前に購入したもので非常に使いやすいので気に入っています。
あまりツルツルしたのが好きではないのでほどほどでやめます。

普通の方は旋盤や電池ドライバーに加えさせて整形するでしょう。
ですが、コルクは個々に堅さが違い、回転させながら均等にヤスリをあてても偏心してしまうことが幾度かありました。

手作業でためしたら埃も立たず、時間もそれほど掛からずに出来る事がわかってからはこの方法が良いと思っています。

では次回はシートの接着。ガイドのラッピングです。
あともう少しです。釣りにまにあうかなぁ???



posted by ジョニー at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | kawagarasu工法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

13_最終章 ロッドラッピング〜完成!!

いよいよ最終回になります。
ここまで見てくれた方ありがとうございます。
今回が最終で完成までの流れを紹介しますので最後までおつきあいくださいませ。。。

まずはリールシートを接着。
木管を加工したリールシートは元々の穴がブランクより大きいので
たこ糸で軸の太さを調整し、エポキシで接着し一晩固定します。

待ちの間に補強巻きの上に赤のスレッドでラッピング。

IMGP0208.JPG

ラッピングしたのは絹糸の50#、手芸屋で300円弱で手に入ります。
シルクの場合は仕上がりが透けます。
透けさせたくない場合はナイロンをチョイスしてください。


次にガイドの取り付け位置を決めるのですが私の場合は直感的に決めています。
写真のように仮止めして位置を決定します。

写真はロッドにガイドを仮止めしてラインを通します。
動画でないのでわかりにくいのですがラインを家具などに固定して持ち上げて動きを見ます。

IMGP0203.JPG

テンションの掛かっていない状態から少しづつ負荷を掛けるようにあおって確認します。

先ずは素で振ってみます。貼り合わせの方向にスパインが明確に現れます。
ガイドは貼り合わせの直下につけます。間違えたりするとブレがでます。

我流なので正しいかわかりませんが、アクションの確認のポイントです。
初期の軽い負荷で先端付近で曲がり始め、さらに負荷をかけるにつれて
先端からバット方向に曲がりがスムーズに移行して行くかを見ます。

写真はそれよりもさらにテンションをかけた時の写真ですが、
かなりの負荷を掛けた状態でも全体で支えているか様子を見ます。
これらのバランスが良ければ、なかり細軸のブランクでも充分にやりとりができるロッドを作れます。
オイカワ用に作ったロッドでイワナを釣りましたが伸されることなく
釣り上げる事ができていますので、一般の工法と同じで全く不安はありません。


すべての状態でラインとブランクの状態をよく見て局所的に負荷が掛かる場所がないかを確認します。
時間があればラインを通して振ってみたりすると良いですね。

確認ができたらいよいよガイドを固定して行きます。

IMGP0209.JPG

こんな感じに巻いたらコーティングして行きます。
ラツピングなどに興味があればコチラに詳しくのっていますのでこの場では説明を省かせていただきます。

コーティングは補強巻きの時とおなじ要領。
エポキシを薄め液でシャバシャバにして綿棒で本当に少しずつ塗り重ねて行きます。
ロッドモーターも自作で作りましたが、この方法にしてからは使わなくなりました(苦笑)

gaido.JPG

写真は5回目。ガイドは薄い茶でしたがガイドフットが透けた感じです。

ここまでくればもう完成もみえてきました。
糸目が消えたらサンドペーパーで水研ぎをして凹凸をなくし、その後2回重ね塗りします。
毎晩重ねて7日間です(笑)

feruru.JPG

7日後です(笑)
フェルールはこんな感じ。ここまでやるようになってフェルールのトラブルは一度もありません。
色味ですが、赤いスレッドは下地に引っ張られ濃い赤になりました。
リングを磨いて固定。エンドを固定したら完成。

rod.JPG

kawagarasu工法 真竹 5ft7in  
3# 5P 仕舞寸法360ミリ 54g

多少荒い仕上げですが5Pの36センチの仕舞ならはザックに入れて源流域まで余裕をもって歩いて行けますね。

一般の工法のロッドも持っていますが重量感がたっぷりでもう出番もなくなってしまいました。
キャストフィールも直進性のよいkawagarasu工法のおかげで楽しく釣りができています。

内緒にしていた部分も少し紹介しながら一連の流れを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
あくまで私の製作の一例でオリジナルの工法ではカーボンフェルールなどは使っていないですし、
異なる部分が多々ありましたことをお断りして置きます。

kawagarasu工法はブランクの製作過程が命でもあります。
コスメに気を使わないのはブランク作りが楽しいからでもあるように感じます。

触れたことの無い方は一度ためしてもらえればよくわかると思いますがなかなか難しいですね。
もしも興味のある方がいらしたらお声がけください。アドバイスできることがあればご協力させていただきます。

駆け足になりましたがこのロッドで解禁してくるつもりです。

今後もさらに楽しいロッドを作っていきたいと思います。
最後までありがとうございました。

posted by ジョニー at 23:14| Comment(6) | TrackBack(0) | kawagarasu工法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

半年ぶり

シリーズものも終りました。
ロッドは使わなきゃわからないですね。

ということでいつ巻いたかわからないフライを見ながら少しだけ補充(苦笑)

IMGP0218.JPG


これだけあれば1日は持つでしょう。

昨年購入した国産鹿毛。。。もったいなくて使っていなかったのですが、
細身のファイバーはしなやかでなかなか良い感じです。

これで釣れれば文句ないんですけどね。

posted by ジョニー at 23:14| Comment(2) | TrackBack(0) | fly tying | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

ikukaku

九州では大変なことに。。。
3.11を思い出してしまう私はやはりトラウマになっているようです。

ここ1年、体調の変化がでてきたように。。。
最近も38度超えの熱が出てみたり、発疹が出たりでなんとも情けない日々でございます。

さて、病み上がりなので今週もおとなしくしているつもりなのですが。。。
精神的な安定をもとめてあたらしいブランクのガイドラッピングをしました。

IMG_1533.JPG

シルクスレッドで白に。
四角い断面でかつ捻れたブランクにガイドを取り付けるには容易に進まず、
一晩あけてみれば、強引に取り付けた部分があるなぁ。。。ともう一回やり直すかなぁ(苦笑)

kawagarasu工法と言えば二枚会わせの工法ですが、
こちらの”ikukaku”は全く異なるコンセプトから生まれたブランク。

昨年にHPで作り方が公開されていました。見た方はいらっしゃいますかね。
私も作りましたが、本質を理解するには本物を使ってみないと。。。

これってどうなのよ???て思う方がほとんどでしょうね。

見た目で判断するのは禁物ですよ。
かなりの実力を秘めたロッドだと感じます。

あれもこれも使いたいロッドばかり増えて釣りに集中できないのが悩みです(笑)



posted by ジョニー at 11:00| Comment(2) | TrackBack(0) | kawagarasu工法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする