2016年04月08日

13_最終章 ロッドラッピング〜完成!!

いよいよ最終回になります。
ここまで見てくれた方ありがとうございます。
今回が最終で完成までの流れを紹介しますので最後までおつきあいくださいませ。。。

まずはリールシートを接着。
木管を加工したリールシートは元々の穴がブランクより大きいので
たこ糸で軸の太さを調整し、エポキシで接着し一晩固定します。

待ちの間に補強巻きの上に赤のスレッドでラッピング。

IMGP0208.JPG

ラッピングしたのは絹糸の50#、手芸屋で300円弱で手に入ります。
シルクの場合は仕上がりが透けます。
透けさせたくない場合はナイロンをチョイスしてください。


次にガイドの取り付け位置を決めるのですが私の場合は直感的に決めています。
写真のように仮止めして位置を決定します。

写真はロッドにガイドを仮止めしてラインを通します。
動画でないのでわかりにくいのですがラインを家具などに固定して持ち上げて動きを見ます。

IMGP0203.JPG

テンションの掛かっていない状態から少しづつ負荷を掛けるようにあおって確認します。

先ずは素で振ってみます。貼り合わせの方向にスパインが明確に現れます。
ガイドは貼り合わせの直下につけます。間違えたりするとブレがでます。

我流なので正しいかわかりませんが、アクションの確認のポイントです。
初期の軽い負荷で先端付近で曲がり始め、さらに負荷をかけるにつれて
先端からバット方向に曲がりがスムーズに移行して行くかを見ます。

写真はそれよりもさらにテンションをかけた時の写真ですが、
かなりの負荷を掛けた状態でも全体で支えているか様子を見ます。
これらのバランスが良ければ、なかり細軸のブランクでも充分にやりとりができるロッドを作れます。
オイカワ用に作ったロッドでイワナを釣りましたが伸されることなく
釣り上げる事ができていますので、一般の工法と同じで全く不安はありません。


すべての状態でラインとブランクの状態をよく見て局所的に負荷が掛かる場所がないかを確認します。
時間があればラインを通して振ってみたりすると良いですね。

確認ができたらいよいよガイドを固定して行きます。

IMGP0209.JPG

こんな感じに巻いたらコーティングして行きます。
ラツピングなどに興味があればコチラに詳しくのっていますのでこの場では説明を省かせていただきます。

コーティングは補強巻きの時とおなじ要領。
エポキシを薄め液でシャバシャバにして綿棒で本当に少しずつ塗り重ねて行きます。
ロッドモーターも自作で作りましたが、この方法にしてからは使わなくなりました(苦笑)

gaido.JPG

写真は5回目。ガイドは薄い茶でしたがガイドフットが透けた感じです。

ここまでくればもう完成もみえてきました。
糸目が消えたらサンドペーパーで水研ぎをして凹凸をなくし、その後2回重ね塗りします。
毎晩重ねて7日間です(笑)

feruru.JPG

7日後です(笑)
フェルールはこんな感じ。ここまでやるようになってフェルールのトラブルは一度もありません。
色味ですが、赤いスレッドは下地に引っ張られ濃い赤になりました。
リングを磨いて固定。エンドを固定したら完成。

rod.JPG

kawagarasu工法 真竹 5ft7in  
3# 5P 仕舞寸法360ミリ 54g

多少荒い仕上げですが5Pの36センチの仕舞ならはザックに入れて源流域まで余裕をもって歩いて行けますね。

一般の工法のロッドも持っていますが重量感がたっぷりでもう出番もなくなってしまいました。
キャストフィールも直進性のよいkawagarasu工法のおかげで楽しく釣りができています。

内緒にしていた部分も少し紹介しながら一連の流れを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
あくまで私の製作の一例でオリジナルの工法ではカーボンフェルールなどは使っていないですし、
異なる部分が多々ありましたことをお断りして置きます。

kawagarasu工法はブランクの製作過程が命でもあります。
コスメに気を使わないのはブランク作りが楽しいからでもあるように感じます。

触れたことの無い方は一度ためしてもらえればよくわかると思いますがなかなか難しいですね。
もしも興味のある方がいらしたらお声がけください。アドバイスできることがあればご協力させていただきます。

駆け足になりましたがこのロッドで解禁してくるつもりです。

今後もさらに楽しいロッドを作っていきたいと思います。
最後までありがとうございました。

posted by ジョニー at 23:14| Comment(6) | TrackBack(0) | kawagarasu工法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする