今までフレームを製作していましたが、ネット編みを進めることにしました。ハンドメイドのランディングネット製作のきっかけは、FLYRodders 2004年 1月号 を見たことから始まりました。結び目の無いネット編み。。。衝撃的でした。
今年もネット編みをスタートいたしましたので進行をアップして参ります。
あまり参考にはならないとは思いますが、興味のある方はごらんになっていってください。

数ヶ月まえに自作した編針です。25センチくらいあります。
編針の製作に関しては昔のブログを参考にしてください。
編針2本それぞれにクレモナ3号を写真のようにセットします。
出来るだけたくさん巻きます。
最初に制作中のフレームになります。今回は人に頼まれて製作してます。交換のことを考えて手に入りやすい35目で作りたいと思います。
1.古いフライラインで輪を作り、コマ巾は30ミリくらい(自作)を使って本目結びという編み方で、18コの輪を作ります。この糸は前回の編んだあまりの糸(黄緑)を使用しました。これは後に捨ててしまいますので何でも良いのです。

2.18コの輪に片方の編み針のクレモナとコマを使って編んで行きます。
(ここは本目結び。コマは20ミリ程度です。)
白の1段目は17コの輪ができます。
クレモナは先に色を染める方法と編んだ後に染める方法があります。
今回はフレームを見てから色を染めますので、着色されてない白いクレモナで編み進めることにします。
3.一段目が終わったらひっくり返して今度は蛙又編みという編み方で2段目を編み進めていきます。これで17目1段と数えます。
4.これをバイスなどに引っかけながら編み進めてこのまま9段あみます。

すこしネットらしくなりました。左の編み針は最初の状態です。
今回は右の編み針のみで17目9段を編みました。
次回は初めのフライラインとグリーンのラインは切ってしまいます。
今度は反対の編み針で今回と反対方向に17目9段を編むことになります。
写真の右のクレモナがかなり少なくなってます。今までのよりネットの目を細かくしたかったのであえて幅の狭い編み針とコマを使ってます。
果たしてジョイントなしでネットを編みきることができるのか心配ですがやってみるしかないでしょう。

ここまでの作業での時間は3時間くらいでしょうか。。。
今回はここまで。。。次回へ続きます。
ラベル:ネット編み
ネット部分の製作は結構大変だと聞いております。自分で編まずにネットだけ既製品を買って取り付ける方もいらっしゃる程だとか。
「地球丸」から発刊されている「フライフィッシングギアのハンドクラフト教書」本屋さんで見つけて密かに買ってしましました。ちょっと読んで勉強してみますw
その本いいですよね。私も以前買うか買うまいか迷いました。
で買わずじまい。。。(笑)
今年は今制作中のネットと自分のネット。あとは丸竹ロッドを1本作りたいと思ってます。
本をみてると作りたくなりますよ。
シーズンオフに、何か作ってみると楽しいかもしれませんね。
ところでブログ拝見しました。
何年もやってますが、あれほど大きな山女魚は釣ったことありません。本当に羨ましいです。いいですね。