kwagarasu工法は2004年から始めましたので10年目。
これを期に少しだけ制作手順の紹介をしていこうかと思います。
興味のある方はおつきあいくださいませ。。。
では。。。
手始めに竹割りから。
あくまで趣味の範囲ですので、一つのやり方として捉えてください。
その前に竹の入手ですがロッドビルドをサポートしているショップならトンキンケーンなどは比較的容易に手にに入ります。
真竹、孟宗竹なら近所の竹やぶの地主から分けてもらう。
もしくは、道の駅や物産館や、ホームセンターなどで手に入るケースもあります。
私は造園業の会社から訳を言って分けて頂きました。
切り出して暫く時間が経過したもので、節間がある程度広く、竹の断面の肉厚な物を選んでください。
今回は頂き物の直径100ミリ弱の真竹。
4当分して結果的に2年程度寝かせてます。
竹割ナタ。3千円くらい。
ゴムハンマーは100均にあります。
革手袋。。。竹はトゲが刺さるとかなり不快で痛いです。
またナタは指くらい簡単に落としてしまいますので。
皮手袋は必需品です。
割りたい幅に検討をつけてナタとゴムハンマーで歯を食い込ませます。
竹が逃げないようにして下さい。
竹割ナタで割るというより裂いていくイメージ。
軽く押し込むと、ピキピキ裂けていきます。
途中でぶれ始めたら戻したい方向と逆に軽く拗れば戻ります。
こちらは節間を使ってマルチピース用に割ったもの。
とまーこんな作業です。
初めてやる時はなかなか上手くできませんが経験あるのみなんでしょうね。
怪我のリスクもありますが、竹割の作業は材料の素性を掴む第一歩だと感じます。
面倒がらず作業をすることで素材にあったロッド作りが出来るようになるって事。
次回は竹片からピースを選び、幅をある程度整えてたら火入れ作業とと曲がり直しです。
作りたいロッドのイメージを膨らませておくことが重要。。。次回へ続く。。。